夏みかん30キロを山と積み

 里山へ行っていたオットセイがみかんを売っていたおばチャンに声をかけられて話し込んでいたら、「みかんをこうてえな」と言われたらしい。
「いや、みかんは皮むきが苦手やから食べとうない、いつもかみさんにむいてもらうんや」と言って断わったとのこと。
夏みかんやったら、ママレードを作るから30kgはいるらしいよ、夏みかんはないんかな」
そんな話から、
「うちの山の無農薬の形の悪いのがあるから、それを買ってくれるか、すぐ持って行くから」
と話がついたらしく、持って来ていただきましたよ、30kg。

 毎日、5kgずつ刻んで、6日・・・ね。頑張ろうじゃないの・・・。
それにして買うときは、私に相談して決めてね・・・値段もわからず決めてくるなんて・・・。こちらも遊びに行く用事が入っているかもしれないでしょうが・・・。
ちくりと言ったものの、来てしまった物は早く処分をしましょうと午前中は5kgを刻んで洗って漬け込んで、焚き始めは夕方と決めました。
 午後は映画羽田澄子監督作品「終わりよければすべてよし」を見に行き、このドキュメンタリー映画に様々な亡くなり方があるものの、在宅介護をしてもらって自宅で静かに息を引き取るという理想の姿をうらやましくみつめました。
 帰宅してママレードを2回に分けて仕上げ、今日の多忙な日は暮れました。