ぜんざいの振る舞いもらう小正月

恒例のぜんざいの振る舞いが「天理市の石○神宮」で執り行なわれる日。あいにく雨が降ると言う天気予報、「どうする?雨になるって」と朝食後オットセイに聞くと「行こう、9時半出発や」。高速で50分足らずで、13日に歩いた山の辺の道の最終地点にやってきた。
10年以上前に山の辺の道を歩いた折、どんど焼きの大きな火を囲んで皆さんがぜんざいを食べているのに出会ってから大体毎年二人で訪ねている。大阪のぜんざい屋さんが大もうけしてそのお礼に毎年10時から3時まで奉納されていると聞いた。
並んで待つこと30分。お供えの沢山の餅を割烹着姿の人々が20人近くで焼いて椀に、その上に大粒の小豆入りのぜんざいをお玉いっぱい注がれ、ふうふう言いながらいただく。それだけの事なのに厳かな気持ちで今年もよいことが起こりそうな気がする。
国宝になっている拝殿で手を合わせ、平安を祈る。