もっともっとと笑顔で値切る計り売り/もっと

  • 眠れない夜にラジオを待機させ/眠る

句会の勉強会。窓をたたく雨を恨めしく見ながら、頭をひねる。575を少しユーモアを交えながらはむずかしい。今日は会計報告などもあり、来年度へ向かって役員さんの大変さに頭が下がる。
終わってからの2次会を断わって明日の材料の買い出しに時間を費やす。いつもより早く帰ったのでオットセイが「句が出来んので帰されたな」と冗談を言いながら出迎えてくれた。
この時、「皇太子殿下が誕生日に会見された折り読み上げられた「子ども」と言う詩」を印刷して配布してくれた人がいた。新聞紙上で読んで感動したけれどもう一度引用させていただいていいかしら。
  *子ども
批判ばかりされた子どもは
 非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは
 力にたよることをおぼえる
 笑いものにされた子どもは
ものを言わずにいることをおぼえる
 皮肉にさらされた子どもは
 鈍い良心のもちぬしとなる
しかし、激励をうけた子どもは
   自信をおぼえる
 寛容にであった子どもは
   忍耐をおぼえる
  賞賛をうけた子どもは
 評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは
   公正をおぼえる
  友情を知る子どもは
   親切をおぼえる
 安心を経験した子どもは
   信頼をおぼえる
 可愛がられ抱きしめられた子どもは
世界中の愛情を感じとることをおぼえる