草刈と収穫汗の曼珠沙華

秋の菜園に借り出され、夏に伸び放題になった草刈の続き、となりの方の草も刈っているとオットセイが「そこまではいらんやろ」。労りで言ってくれてると思いながらも、しなくていいと言われるとしたくなるのが性分、ついでだからと刈り始めました。


菜園仲間のNさんは毎年、草が生えてくると黙々と誰に頼まれるでもなくみんなの使っていない土地も含めてここを草刈の器械で刈り取ってくださっていました。
オットセイの大の仲良しでそば打ちの会でも仲良しだった友人であったその彼が9月に入ってがんでなくなられました。
大きな背中を流れていた彼のあの汗を思い出します。
彼の菜園の近くに、ちらほらと赤いものが咲き始めたので行ってみると。真っ赤な曼珠沙華。彼岸へと旅立ってこのあぜ道をもう歩く事はない・・・あの笑顔を懐かしく思い出してつらいものがあります。
20080920214558


収穫した野菜でいつもの野菜の食卓風景です。
ささげの黒ゴマ和え、ゴウヤのおかか和え、白菜の間引きのおひたし、秋茄子の煮びたし風、そしてメインは落ちはものはもチリと吸い物、はもチリのつまもののキュウリと青紫蘇に至るまで全て菜園の収穫品です。少しずつながら毎日こうした収穫の恩恵にありがたさを感じます。