春菊はやっぱナムルでいいお味

午後は食用菊満開の菜園での二人。
「ねえ、今使っていたはさみ知らない、ここに置いたはずなんだけど」
「ボヤボヤすんな、足元のホラそこや」
「なあ、ここの鍵をあけた時、ビニールが置いてあったやろ、どこにやったんか」
「そこの下を探してよ、さっきはあったよ」
ブロッコリー、とったんか、大きいやろ、明日娘に持っていったらどないや」
「横浜には、キャベツが出来てからまとめて宅配やな」
二人の会話らしからぬ会話は、延々と続きます。
夕食の時、ポツリと言うオットセイ。

「やっぱり、二人で行くと、うるさいけど、喋べるから退屈はせんなあ」
色々、口の悪い彼ではありますが、歳を経て二人・・・仕方がない、もう20年ほど頑張りますか。
春菊と人参の収穫はナムルに、料理に残った卵の白身も錦糸にして、一緒に盛り付けてみました。