こじれた風邪にマスクが手当てする介護

花クラブの朝仕事から帰ってくると、そんなにたいした風邪でもなかろうに、朝のウオーキングをやめたオットセイの咳、唸り声、鼻をかむ音が響いている。
「どうしたん?、風邪がひどうなったん?熱は?」
「すこーしある・・・」
まあ、その態度のたいそうなこと・・・行くなとも行って来いとも言わずにこうもしんどそうにされると、遊びに行くわけにも行かず出かける予定を二つキャンセルして、昼の食事作りに専念。
白菜を蒸し煮してあんでとろみをつけたり、魚を焼いたり、おかゆを作ったり・・・まあ、よく食べる、どうにか食欲があるから心配はないらしい。
「風邪うつさないでね、明日はトッキーに会いに行くんだから」
と言ったら
「任せて、なおってみせる、でももうあんたに風邪が潜伏しているかもよ」
と脅かされる。
二重のマスクが頼りです。