今週のお題:お花見

毎年、お花見は近場でミニのワンデーキャンプをしながら、ビールやお酒を飲んでゆっくり楽しみます。
先ほどまで行くや行かないのと口喧嘩をしていても、お弁当と豚汁用の小道具をまとめる頃には、二人でそれに専念して、今度は行く場所について一悶着。

そしてものの5〜6分の大きな公園の、桜の枝ぶりもよい人通りの多い特等席に陣をはり座ります・・・これはオットセイの一存です。
知っている人たちが、
「あら、いいところでお花見ですか、お二人でいいですね」
恥ずかしいから、どこか目立たない所で食べましょうと言っても、ここがいいと決めればてこでも動かないオットセイです。
慣れてしまえば、そこは年を重ねて面の皮も厚くなった身、こんにちはと声をかけられれば、逆に
「寄って行かない、豚汁もあるから」
という始末。
ラソンをしていた学生が5〜6人で豚汁を美味しそうに食べてくれた時は感激でした。おかげで自分たちはあたりませんでしたが。
そんな中、さくらが盃に舞い降りて、風情のあること、私は桜を求めて写真をとりに歩き、彼は寝転んでしばしの時をまどろみます。
これは折々の、我が家の二人のスタイルです。
日頃、それぞれがそれぞれを向いて出かけているのを埋め合わせるかのように。
これは昨年のさくらです。