目覚めると手術へひとりせきたてる

いつもの通り5時ごろに目覚めて、身繕いをしていると5時半にかけていた携帯の目覚ましがのんびりと布団の中でなっている。
ひとりの朝がこんなに間抜けたようにそして部屋が広く湿気たように思える。
ズーッとこんなだったら慣れてくるのだろうか。
電車で1時間かけて1時間前の8時に病院に入り、9時からのオットセイの手術を長女が来た時において行ってくれた本「人生という名の手紙 ダニエル・ゴットリーブ著」を読み終えるまで病室の硬い椅子に座ってひたすら半日待ちました。
そして、半身麻酔の為かけろっとした顔で、ベッドに寝かされて入ってきたときはホッとしました。
看護士さんが
「お年の割にはお元気ですよ」「ベッドで寝ているだけですからもう帰ってくださいネ」
「お疲れ様でした」
と入れ替わり入ってきて言って下さるし、彼も
「顔すら動かせないから、あんたの顔も見られん、帰ってや」
というので、天王寺界隈を一回りして、四天王寺だけお参りして帰宅しました。
無事ですからご安心を。