小刻みに綱渡りする忙しなさ

 朝8時過ぎの送迎用のバスで
「病院へ結果を聞きに行ってきますね、帰りに買い物をして来るからね」
と呑気に家を出ました。
ところがどうした事か、予約の人が後から後から溢れて来て、MRIの結果を聞くだけのために予約無しの身には待つしかなく、ひたすらウオークマンを聞いて2時間半待ちました。そしてレントゲンを見ながら医師が
「特にどうってことはありません、疲れないようにね」
その言葉を聞くためにこの時間・・・でも良かった・・・有難うございました。11時半に終わって会計を済ませて帰宅するや、オットセイの手打ちそばが待っていました。これはありがたかった・・・。

 そして12時50分、頼まれていた生協ホ○プへの南京玉すだれのボランティア。アさてさてと笑顔振りまき玉すだれ、5年目の年中行事となる集いにこうして招いていただける事は、ありがたい事と感謝の気持ちで演じました。

 帰宅して衣装を置くが早いか、今度は美術展へ。友人が組写真を出されていてその清々しい緑が霞みがかかって美しい事、そして友人の旦那様の絵画のやさしい事、年賀状に白浜に行ってきましたとあった・・・そこで描かれたに違いない冬の浜辺のそこはかとない寂しさがよくあらわれていた・・・。他に知人数名の展示も見ながら心豊かに帰途に着く。

 夕食には、圧力鍋とハインツのデミグラスソースのお世話になってビーフシチュー。野菜を刻んでいる時から待っているオットセイには、一番嫌な圧力鍋のシュルシュルがこたえた様子。たまにはごめんなさい。