塩辛の余った足が見る自然

するめいかの新鮮なものが手に入ったある日の事、塩辛にすべく足を抜き、内臓を見た途端、これはだめだ、内臓が足りない、足はサラダにでも使おうと思ったものの、丹後伊根の大きないかの一夜干しを買って食べた美味しかった思い出がよぎり、塩をふりしばらくつけてからベランダに干しました。
のどかに、遠くを見つめている足に何か感慨深いものを感じます。
いかは塩辛に。
内臓と胴を塩にして、水けを出して一晩おき、細く切りました。醤油と酒と柚子こしょう・・・これで翌日からいただけます。
熱燗の気持ち。
秋ですねえ。