牡丹汁2日がかりでたいらげる

 今日は寒い寒い霜の降りた朝でした。
公園でオットが一人で続けていたラジオ体操に、老人会の呼びかけで毎朝集う20人ばかりの参加者と公園で運動、その後二人でウオーキングをしました。
その織の会話は、孤独死をされた隣人の事。
この74歳の男性は退職後喫茶館のマスターもされて、元気だったのに2年ばかり前に奥様を亡くされてから急に弱られ、介護の手伝いで車いす生活になりながら、懸命に一人暮らしを続けて来られて、最近介護支援でリフォームして家の中では、どうにか不自由なく歩かれているとの事でした。
たまに、漬物類や汁物、餃子など届けさせてもらいましたが、その都度、
「マ入ってや、家内の仏壇みたってや」
と淋しい胸の内を語られたり、身体の弱ってきたくやしさを喋られて、つい長くなり
「おい何してのや、はよう帰れ」
と妬いてたのか?78歳のオットがどなって呼びに来たものでした。
 昨日、イノシシ肉で牡丹汁をしました。作りすぎて今日も食べましたが、こんな時、お隣へ持って行ったら喜ぶ顔で迎えてくれるかもねと言いながら、しんみりいただきました。
これには、定番のシシ肉に野菜(大根、人参、こんにゃく、うすあげ、小芋など)にかぼちゃやれんこん、しいたけ、水菜にねぎ、角切りにして味噌を入れるとおつな汁物になりました。