夫婦歌人の生き方見方本を読む

わたしはここよ

わたしはここよ

癌で亡くなるまで京都在住の歌人のエッセイ集、はっきりときっちりと生き方を示して、最もと思える事がらが多く感動しました。友人が貸してくれた3冊のうちの1冊。
「人に会うこと」の中で歌を作るのは人に会うこと。この文中の歌をそのまま句に書き換えたら至らないながら私の言い分、もっともです。
何処の文中か忘れましたが歌は多く作るほどいい、そのうちの中に必ず光る句があるとも書かれていました。素晴らしい短歌集
たとへば君―四十年の恋歌

たとへば君―四十年の恋歌

河野裕子・永田和弘ご夫妻の副題「40年の恋歌」
癌で命を全うするまで夫妻で短歌と仕事をこなし、二人の子宝を育て上げ、二人とも歌人として成長されて、一つの家族を作り上げた素晴らしい生き様に感動しました。
お互いを信じ合い、いたわり合い、尊敬し合い、愛し合った見事さに元気をいただきました。