産科へも一緒若い二人が腕組んで

もう何年来も、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)なる持病で半年に1回、労災病院に行って検査をしてもらっている。
今日も今日とて、朝から9時半の予約で出かけたら、産科には、しあわせ気分のアベックがやたら多い。昔の産科は二人連れがいる光景ではなく、女性だけ産むものと言う気風でか待合室を占めていたと思うのだけれど、今はお腹の中の子供へも二人の愛情が注がれているようで、なんだかこちらも嬉しくなって、つい二人連れに目をやってしまった。
婦人科のほうは、こんな人まで何でと思うくらいの老人まで、待っている。そうか、尿失禁から、子宮筋腫などなど、婦人病も年齢に関係ないもんなあ。
おかげさまで、こちとらは、大きくなったら手術と言われていたが、相変わらず同じ大きさで大丈夫らしい。診察で待ち、血液検査で待ち、支払いで待ち、バス、電車で待って疲れてしまった。