ベランダでめだかとスズメ花と私と

「どうも、めだかが減ってきてる」とオットセイ。「寒くなったからかさ立ての水槽の下のほうに隠れてるんじゃないの」といってえさをやってみたが出てこない。水草を取って沈めていた石を持ち上げて、1匹づつ、お玉でバケツに出してみた。20匹いたのにどうも半分に減っている死骸もなさそうだし・・・。つらい気持ちで朝の片付けをはじめた。
チュンチュンチュンと可愛いスズメが朝の挨拶に来た。緑の中で、何をついばみに来たのかしらと思ったとたん、もやもやと変な予感、どうも水をのみに来ただけではなさそう、仲間まで連れて来ている。これでわかった。めだかとスズメの小さな小競り合いがあのかさ立ての中で繰り広げられたに違いない。あわてて魚焼き用網をかぶせる。ガラス越しに外を見ていたオットセイ、「スズメがあんなもん食べるんか、花を触ってるよ」という。可愛い赤い花の根元をちょんちょんと歩き、虫をさがしている様子・・・。
何かと談議して自然と触れ合ったひとときだった。
・・・写真の赤い花はころママさんによればウキツリボクだとか・・・ベランダで咲きに咲いて半年ばかり。