孫14歳バアバ帰りと言った2歳が

誕生日おめでとう、孫娘も14歳になった。今ではこちらがはっとするくらい女性らしくなって・・・。おしゃれにも気を使っている様子。大きくなったものよねとつくづく2歳のあの言葉に思いをはせる。
長女に長男が生まれたときは、近郊に住んでいた事もあり通いで出向いて手伝いをした。
この次女が生まれたときはもう横浜に移っていて、だんなのいるここで産みたいと言うのではるばる1ヶ月の手伝いに出かけた。そして次男が生まれたときの事、彼女はおしゃまな2歳だった。
母親が産院で入院中は、けなげにも4歳と2歳の二人は私の言う事を聞き、服も着替え、手伝いすらしてくれた。次男を抱っこして帰ってきた時の母親を見た途端、とっさに何かを感じたか次女は母から離れようとしない、そして声高らかに言ったものだ「バアバ、帰り!」。私はまだ若いバアバだった。オットセイから離れて二人の孫と不安に過ごしてきたこの1週間余り緊張していた。そこへ2歳のこの言葉がきつかった。2階へ駆け上がって、一人涙を流した。今から思うと彼女にしてみれば弟に母親を取られまいと必死だったはず。帰ってきた途端のこの言葉は母親への甘えの裏返しだったのよね。
大きくなって人を思いやれる女性に育った今、3人の兄弟の中で育ったからこその成長があるのだろうと思える。
おめでとう、14歳。