三線を背負って風がやって来た

  • 沖縄料理とうるま御殿の夜を燃え
  • 隣席に味問いながら海ぶどう
  • 沖縄が踊り唄っている御殿

長女がクラス会に出たからと昨夜帰阪した。昼間は私達夫婦はそれぞれに用があり、一人で留守番をさせた長女を、夜大正区の沖縄料理と沖縄の歌声喫茶ばりのうるま御殿に誘った。こりにこっている三線を担いでやって来た娘と私達夫婦も、興奮しっぱなしの夜になった。
3人はまずは駅前で沖縄料理をたらふく食べて泡盛を飲む。豚足の煮込みやチャンプルー、スーチカー、スーク豆腐、海ぶどうなど沖縄にのめりこんだ。
二次会をタクシーでうるま御殿へ。ここでは客席と舞台があり、三線と歌い手、島太鼓、客席と一体になって燃え上がる独特の世界が繰り広げられていた。どのつく厚かましさで三人はすぐ踊りの輪に入り、まわりに溶け込んだ。長女はこれまた厚かましく、薦められるままに持参した三線を片手に沖縄の歌を一人で舞台に上げてもらって唄い喝采をうけた。
はてなTシャツを着て踊るオットセイと舞台の娘、ああ沖縄の人はかくも温かい。