野の花が葬送の絵に折れて咲き

梅原猛著作集〈16〉湖の伝説 (1982年)

梅原猛著作集〈16〉湖の伝説 (1982年)

今日の日曜美術館でガンにおかされ左手で描いた画家三橋節子の特集があり、再び心が引き締まるような思いを味わいました。
三橋節子の生涯を紹介した「余呉湖の伝説」この本を読んだその昔、感動に魂が震えたのを思い出します。
そしてそのモデルとなった三橋節子の美術館が出来た12年前、オットセイと共に大津の長等公園にあるその数々の絵の前に立ったとき涙が出るのをおさえる事が出来ませんでした。
その感動を1人でも多くの人に知って欲しくて、句友や知人を三井寺のさくらの時期やもみじの頃など徒党を組んで出かけたものでした。
又近いうちに、友人を誘って野の花の菩薩のような節子の化身のような絵の数々に会いに行きたいと思っています。