付き合えばばあばも気楽唄なんぞ

ボク、しなもん
珍しく今日はばあばも家にいて、保存食やおかずづくり・・・キュウリのピクルス、キュウリの福神漬け、ナムル、牛肉とごぼうと人参のきんぴら・・・。
そして先日買いこんだ梅があんまり青かったのでしばらく置いて熟成させ、昨日一晩水につけて、今日やっと10kgの梅干し漬け。
その間中、CDがかかりっぱなし、何でも新曲の課題曲「水森かおり 湯布院」らしい。
途中習った「安芸の宮島」や「松島紀行」なども聞かせてくれた。
ジロリッと見上げると、ひがんだ顔で「何が言いたいの、下手ねって言いたいの?ね、きいててどう?」って話しかけてくる。
こういう時はほっとくに限る、うるさいけど昼寝。
そう言えば、朝はばあばが、じいじより先に散歩に連れて出てくれた、花クラブの草刈りをしている所も行ったし、公園も廻った。
ばあばが「あ、家の鍵忘れた」じいじの散歩のコースがしれているので、大きな池のほとりで待っていたら、じいじがウオーキングから帰ってきてホッとした。
もう一度花クラブに出て行ったばあば、じいじと散歩をしながら帰ったんだよ。
夕方は菜園から帰ってきたじいじと雨の中を散歩、寝る前、9時過ぎにばあばが散歩に連れて行ってくれた。
よく付き合ってくれたよね、いよいよ明日は、京都から迎えに来てくれる。
二人は、「今晩でお別れよね、淋しいね・・・」と僕の顔を覗き込む。
僕ってどこに居てもその場に溶け込んでしまえる、適応能力があるみたい。
アメリカにも行ったし、東京にも、横浜にも、菰野にも、そこでこの家の主の主のように振る舞っている。
その場の空気をよめない大人がいるのに。