雪の舞う難波に集う玉すだれ

こんなことでいいのかなと、玉すだれの事を思うと淋しく思います。
多くの生徒で賑わった玉すだれの教室、芸人も来られていたという会が瀕死の状態。
我こそは玉すだれを正当に伝えていく人間だと自負されている師匠はもう92歳。
その大切なものを、弟子を育てて伝える力を会としては努めるべきだったのではないでしょうか。
第一の弟子として助手の役目をされていた先生が、ご病気で長期入院。
技術を備えている方々も休まれがちで先月は3人、今日は男女6人。
仲間は明るく頑張って繰り返しすだれを振り続けています、そして高まった連帯感で・・・楽しい事は楽しいのです。
でも、新入会はなく減る一方です。どうなるかと思うと不安です。もっと仲間がふえたらいいのですが・・・。


夕方6時に帰宅したら、昼作って出かけた牡蠣フライを自分で揚げて、おまけに大根とベーコンの鍋も作って待ってくれていました。仲間と忘年会に繰り出そうと話していたのにオットからの買い物依頼の電話。
「このところ、家なき子と妻なき子で淋しいわ」
と冗談とも本気ともつかない独り言にまっすぐ帰ってきてよかったわあ。