ひなまつり手作り雛が並んでる

「ひなまつり」友人からこの雛の時期にお借りして、心が優しくなるような本でした。
著者の語りかけの言葉がステキです、愛情に満ちています。
手作りの雛たちのなんと可愛い事か、その豆雛、貝雛、石雛、紙雛、マッチ箱雛、茶筅の宇宙雛・・・それぞれ写真入りです、作る動機にもドラマがあります。
そして雛に逢いに出かけた旅日記風の手記、その土地に愛着を持った語りかけがたまらなくやさしいのです。
京都宝鏡寺や長野、山形などなど旅をされて折々の報告がありますが、その中でも私に一番近いのは、加太の淡島神社。ここは主を離れた人形たちが終の棲家となってまつられています。この奉納する絵馬が、立雛で願い事を書くそうです、この絵馬は、すっきりとかいてあるそうで、2〜3度行ったことがあるのに気が付きませんでした。こういったことごとくを旅の目を持って発見されているのには感心しました。

ひなまつり

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