義援金せめて一人のパンなりと/せめて

新年句会が、送迎バスで30分ほどの大きなすし屋で行われて参加。
オットセイはかかりつけの病院へ。熱を押して出かけていった。食欲はないと言うので、おかゆや湯豆腐、焼き魚、煮物類を置いてきた。
40名近くが参加する賑やかな句会の「酒の選者」にあたっていたので緊張をしながら、その時を待った。あらゆる酒が飛び出し皆様の上手な句の弾み方が大いに勉強になった。
昼の膳はあっさりした和食で、突き出しなどまだ新年用の黒豆やのし鶏、栗キントンなど何気なくあしらってあった。世はまだ新年なんだと実感する。
午後は虫食い○柳なども予定に入れて、用紙も配られていたのになんと「カラオケ」に盛り上がって、踊る人まで出てきてこのままお開きまで歌いましょう喋りましょうで時は過ぎた。私は相も変わらず飲み仲間に注いで注がれてビールで盛り上がった。
2次会を終えて帰宅するとオットセイはとろんとした顔で「よっ、おかえり。昼と夜同じ物で味気なかった」と言った。「健康と妻のありがたさを思い知った」とも。