吟行句会で河内長野へ。
かねてより、玉すだれをと希望されていたので今一度自分を窮地に立たせてみようじゃないかと引き受けた。どうせするなら衣装もと持参して会場の横で着替えた。手伝ってくださる人もいて、食事半ばのイベントにさてはさてはとお出まし。
度胸がついてくるにはいいけど、一人はそれなりに気楽。間違えようが、忘れようが、ごまかせる。間違いは私の笑顔に免じてお許しくださいなどと口上にまでいれることも出来るようになった。皆様から珍しいものを有難うとお礼の言葉があり、座を汚す事がなかった事だけはホッとする。こちらこそありがとう。
肝心の句は冒頭の句と
- カラオケを背に受け飲んでいる音痴/音
- 焦るほどもつれた糸がからみ出す/焦る
河内長野の公園あたりを散策して作った句も
- 落葉を見ても踏んでも玉すだれ
というぐらい緊張したのに、終えた今、ほとばしる爽快さに内心酔いしれている。おお、こわ。