手紙の作者が愛のはかなさ書いていた

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

「手紙」東野圭吾著と共に娘から送られてきたこの「容疑者xの献身」を読んで何ともいえない思いにさせられた。離婚した男から逃げ惑い、挙句の果てはおやこで殺人、それをかばった隣人の教師の男の健気さすごさ。
明日の句会で友人に貸す事になっているので、渡したら最後、何を読んだか忘れるおそれがありここに印しておく事に。
今は今年の直木賞「吉原手引草」を読んでいます。
郭で働くその持ち場の人が弁じる語り口調で少し読み辛いところもあったけれど、その人物が変わると達者な語りが面白くなり知らない郭の世界を興味津々見ています。
この世界に縁があった作者だと言う事で詳しい事・・・。引きずり込まれています。
吉原手引草

吉原手引草