もう少し喋りたかった秋の膳

いつもの作って食べる会、「ここに来るまで近親者以外誰にも言わなかった事なんだけど・・・聞いてくれる」と話し始めたSさんから、思いもかけない乳ガンの事を聞かされました。
自分で入浴中に手で触ってわかった事らしい。
即病院に行って即手術、6日間の入院で事なきを得たと、明るく話して下さる顔を見ていると、もしも自分に何かあったときでも、あの明るさを備えていなくてはならないんだと言い聞かされたような気がする。
落ち込んでいては、病巣はつけこんでくるだろうから・・・。
娘の義姉だって内面では辛く悲しく悔しかったろうにガンに強く打ち勝った・・・明るかった・・・そしてなおった。
そう言えばオットセイも大腸ガンを払いのけたね。
私はこわがりで気にする性質なのでもしもの時の明るさと強さがほしい・・・。今日、彼女の明るさに救われました。
作ってからも食べていてもお喋りのつきる事はなく時は過ぎて、家なき子状態のオットセイから電話、「終わったか暑いからもう菜園から引き上げたいんやが・・・」「ア、今片付けてるとこよ」というが早いかどっぷりと腰をおろしていた6人がサッと手分けして動くわ、走るわ、洗うわ、拭くわ、しまうわ、あっという間に片付きました。
今日も一日ありがとう。