渋皮煮人差し指がしびれてる

 栗の渋皮煮を8kg作ったまではよかったけれど、あと4kgを残して、その後半頃から怪しくなってきた指の先のしびれが、しばらく休んだ今になっても治らない・・・。
包丁を固い栗の皮に押し付けて、その何かが指の機嫌を損ねたのかもしれないのです。
血の通わなくなった部分が化粧するときなど、感覚がなくって変な気分。
でもそのことはほとんどの時間、忘れているのですが。
 これとは関係ないけれど、小学生の頃、壊れた瓶を足で踏みつけ、したたか血が出て、自転車で病院に行って手当てを受けたのに、その足の底の傷は、しびれを伴って今なお痛い時があります。長時間歩いたり、きつい靴を履いたりした折とか、そのしびれが発信します。
しびれの感触を知っているだけに指のしびれが死ぬまで続くのかと思うだけでいやになります。
これも慣れなのかもしれませんね。
 私はこれだけの事、世の中には多くの方々が、病のために、又気が遠くなるような大きなけがをされた挙句にしびれの感触を誰にも知れず戦っていらっしゃる方々も多いと思います。痛みはそれを味わったものでなければわからないという事を身にしみて感じています。


少し暇があったので、読みかけの浅田次郎「夕映え天使」を読み終えました。
そこはかとない、哀しみをたたえた、底辺の暮らしぶり、主人公たちに光あれ!と祈りたい気分。