菜園へ誘いを受ける休息日

カレンダーの余白へ、彼からの誘い、
「そろそろ玉ねぎに草が生えてきて・・・、畦道の草もだいぶ伸びてるんよ、たのむよ」
「ええよ、唄の練習もあるけどね」
と恩着せがましく言いながらやってきました。
青い空に金柑の実が美しい。
自然はいい、広々とした大地にはほっとします。
私が車から降りると、彼曰くどこの女性が来ても必ず寄って来るという菜園仲間が、
「いつも、きんかんもろてるんやわ、鳥みたいについばみながら仕事してるねん」
「どうぞ、どうぞ、こんなになったのは今年が初めてで、いっぱいあるんやし、今日もジャムの分採ったらあとは置いときますので食べて下さいね」
エンジニアの暮らしから一転、土と人のいい仲間がいっぱいの家庭菜園で10年がくれた彼の生活に拍手です。

金柑は熟れたものだけで1200gありました。
早速ジャム作りをはじめなくっては。