岩津葱が食べたくて買う活け魚

岩津葱は冬が旬です。今我が家の食卓にはいつもこの葱が。
昨日子供たちと食べた焼き鳥にはこのねぎをたっぷり挟んでやきました。
オットは数年前、この葱を、菜園仲間からいただいて、余りの美味しさに、兵庫県朝来市へ種を分けてほしいと頼んだところ、「門外不出」と断られたのです。
どうしてもほしいと、いただいた友人に聞いたところ、癌で亡くなったその方の友人が岩津葱を育てて葱の種を、自分で交配して育てられたそうです。その種がす少し残っているからと、譲り受け毎年大事に種をまいて育てているのです。
この岩津葱は、香り、甘み、柔らかさは最高で白葱の部分も青葱もすべて食べ切ることが出来ます。
今日は、かさごという活け魚を半分に切って煮て、その煮汁で岩津葱をたきました。
とろりとした甘みが口いっぱいに広がり、葱を再確認しました。

朝来からは11月末に解禁になって、市場へ出回り、運が良ければ冬の間に食べる事が出来ます。