テーブルで話聞いてる白椿

「あのね、先月ね、okakiさんが繁昌亭に行かれた時、私達だけで食事に行って来たのよ、ほら教えてくれた新しいお店よ」
「えーっ、一緒に行きたかったわ、どうして待ってくれなかったの?」
「それぞれ、合う日がなかったし、教えてもらった店だったし、食べに行ったと言っていたところよ」
「でも楽しかったわ、話が沸いて、笑い転げて時間を忘れたわ」
「歩いて帰ったのよ、辺鄙なところで、家まで1時間半もかかったの、車だと10分ぐらいなのにね」
「今度また別の人と行くねん、予約なしで入れるかしら」
あれやこれや主婦の余暇は取り留めもなく利用され楽しんでいます。
もうすぐ80歳になろうとする人たちの会話です。
「遊んでいるから若いのよね、お金なんか残してもどうしょうもないしね」
「今度孫が生まれるので、また行ってくるわね、イギリスへ」
兎に角若い集団との料理の一日でした。

食べに行きませんか、Mさん、この店に。