芋を掘る黄色い声がこだまする

朝から菜園に草取りの手伝い、汗をかきながらも二人で嬉しい労働。
いつもは、あまり冗談も言わない菜園仲間が、
「奥さん、はやと瓜あげまっさ、これ薄く切ってサラダにどうぞ」
「・・・有難うございます。そのサラダのドレッシングに柚子こしょうを入れると美味しいですよ。」
「奥さんにもらった柚子こしょうを食欲がない時、ご飯につけて食べたら美味しかったですよ」
「・・・ええっ、そう言えば病気の時、おかゆに柚子こしょうを入れたら、元気が出たという人ありましたよ」
こんな風に、来ている男性から声をかけられて、ニッコニコしている私に、オットはジロリ。
 
そんな賑やかな菜園の近くに児童らの、黄色い声、が。
見に行ってみると、小学1年、2年生の芋掘り体験学習とか。
お百姓さんが掘り方の説明をするも聞いていない、それぞれ楽しんでいるようです。
カメラを構えようとすると、先生が
「写したってください、頑張っているでしょう」
それから、暫らく見ていると大きな芋が掘れて、児童たちの歓声が丘の上にある学校まで届きそう。
いい景色でした。