「112日間のママ」に泣く

友人から、私がお貸しした本のお礼にと、この本を貸して下さった。
「112日間のママ」

112日間のママ

112日間のママ

何気なく読み進めて行くうちに涙が止まらない、こんなことがあっていいのだろうかという、深い悲しみ。
112日という、結婚生活の短さ、そのほとんどを病との闘い。
作者は、テレビ人気番組のニュースキャスターで、この主人公奈緒さんのだんなさま。
事実は小説よりも奇なりというけれど、その通りのそのまんまが語られる。
泣くのは申し訳ないと思いながらも、読み進めて行くうちに自然に涙が頬を伝う。
この作者と人気歌手コブクロは友人で娘も同じ高校出身という事にも親近感がわいたのかもしれない。
寝る時間も惜しんで、涙ながらに読み終えた久々の小説でした。