雨の墓参きょうだいの血が騒ぎ

きょうだい5人が、雨の明石に集う。丹波の山ふところに抱かれた父母の墓が、長兄の一存で明石に引っ越したのは今年はじめ。長兄自信、目の病がひどくなって、里への墓参りが出来ないことを理由に自分でさっさと魂を抜いて引越しさせたという。事後報告を受けたきょうだいが長兄以外で集ったと言うわけ。平均年齢65歳、老いてますます盛んに、しゃべり、泣き、笑う。さすが血は似ている。みんな童心に返ったひとときだった。加古川の姉宅で飲んで騒いで夜の8時に帰ってきた。
病院へ診察に行っていたオットセイは、まだ帰っていない。いや一度は帰って来たあとがある生協の受け取り、洗濯物取り入れ、掃除までしてくれているもの。それなのに今はどこ?今日あったことをきいてもらう事ばかりを思って帰って来た自分を少し反省する。夕食を作らなくていいよ、自分で作るからと言ってくれたのに、疲れて多分食べに行っているんだろう。ごめんなさいね。早く酔いを覚ましておこう・・・と。