悩みの一つ脇におき行く大文字

2日間の悩みは考えると自分の馬鹿さ加減に腹が立ち、落ち着いてはいられないんだけれど約束は約束。
2週間前に行った老大のOB会のオットセイについて行った大文字山へ6人の川柳仲間を案内するという約束をして、難波に8時集合と決めていた。今日は落ち込んではいられない。私だけが頼りの70歳になろうかという人ばかりの案内人だから。皆さん元気印、やる気充分の若さいっぱいの仲間だけに、遅刻もなくさあ出発という運びとなった。
京阪「三条」で降り、地下鉄で「蹴上げ」下車、琵琶湖の水を通したインクラインの疎水脇を通り、日向大神宮の隠れたもみじの名所を見学し、ひたすら東山を大文字めがけて歩き、三角点を越え、いよいよ名高い大文字山の火床へ。京都を展望して感嘆の吐息を聞き、銀閣寺へ。ゆっくり食事タイムを取って3時間で歩ききる。
紅葉はいちだんと赤く、行く秋を満喫した。銀閣寺の哲学の道を、法然院、若王寺、南禅寺と散策をし、又蹴上げまで歩く。歩く事は平気な皆さんは元気いっぱい。
おかげで、悩みなんて、おくびにも出さず、心からおしゃべりの仲間入りができた。仲間とはかくもありがたいのだ。