頼まれたぎょうざ200個ああしんど

プロならばへっちゃらだろうに、少し張り切りすぎたかな。
友から長男が外国暮らしなので、たまに帰宅すると、おかずのリクエストがある。
「今度ぎょうざが食べたいって、いいかしら?」
「それはいいけどプロ並みにはいかないよ、お袋の味でよかったら」
そうして請け負ったぎょうざ、皮まで手作り出来ないと32枚入りの7袋を買ってきました。
ミンチ肉800g、筍、椎茸、きくらげ、先日作った手作りキムチ、オットセイの収穫してくれたしおれかけた高菜をさっと茹でて、ニラ、ニンニク、土生姜、ねぎ、肉を茹でた時のラードを少し、ゴマ油、醤油に酒に片栗粉、そしてわたしのかくし味オイスターソースをたらりとかけて。
肉の倍くらいの野菜が入っていそうな沢山の具を、大きなボールに泥んこ遊びのように練ってこねました。
包んでいると、まだ早い夕方、テーブルに広げに広げたその向かい側にオットセイ、「夕食は急がないからね、ユックリおやつだと思って飲んでるよ」とはじめた食前酒。
「少し出来たんならまあビールのあてに30個でも焼いてくれるか」。
ムカッと来たけど、こちらも弱み、「わかりました」と焼き上げる。
焼いては運び、運んでは焼いて140個ばかり、酢の物と一緒に届けあげた時のビールの美味しかった事。
家族が多い家庭ならこんな数などおちゃのこさいさいなんでしょうね。
写真は第1回に運んだ皿です。