花に風彼には酒が似合います

まるで春の嵐、風がきつくて花びらを散らしていきます。
遠くへ行く事もないだろうと、お弁当と酒とビールを詰めて近所のさくらの名所に歩いていきました。よく子等と歩いた公園の池の周りには、さくらが益々成長してさくらのトンネルと化し、行く人をたのしませてくれました。
日頃は「チカン注意」と書かれたおおきな藤棚の下には、先客があふれて宴もたけなわ、そこにあいた椅子に座って散り行く花びらをカップ酒に浮かべて、幸せをしみじみかみしめました。
弁当をいただきながら話題は、「今日こそはニラの入ったぎょうざを頼むよ」「わかったわよ、でも2日も続いて平気なん、今日は魚でもいいのに」「そうはいかん、身体がニラを求めとる」「・・・」ああ、なんと・・・うちは結局食べ物と飲む話が主なんだね。