甦る思い出ひばり遺作展

友が「入場券があるから行って見ない?」と声をかけてくれました。同じ花クラブの3人と一緒にでかけたら、ひばりの絵とともに懐かしい白黒のプロマイドがぎっしり展示。
姉の影響か幼い頃から「ひばりチャン」を必死で集めていた・・・。友人とこのプロマイド交換をして、種類の違う顔が一杯たまって自慢だったなあ。
ある日、小学校への40分の道のりをテクテクと出かけたら、このプロマイドがランドセルに一杯入っていて、勉強道具が入っていなかったので担任から「とってこーい!」と怒られ又40分の道を引き返したものだった。あの頃は呑気だった。
今年なくなった姉は、4〜5年前、嵯峨野にあるひばり博物館で涙乍らにひばりの笑顔に感動して涙を出していた。姉の思い出の中でひばりの占めるものは何だったかしら。
テレビが何台も設置されていて展示されている衣装を着たひばりのビデオが流れていて人がたまって見つめていました。みんなひばりと同じお年頃の少々しわの多いおばチャンがやっぱり感動を込めた顔で集っていました。心にしっかり息づいています、あの歌が。