どくだみが好きと小さく言って見る

花が咲きこぼれる住区の歩道を行けば、どくだみで可愛い花々が押しのけられている個所があります。抜いても抜いても生えて来て、「これをここに入れタンはあなたでしょ」という目で花クラブの仲間に見られると内心ドキッとします。
そろそろ咲いてくれます。
私のどくだみ・・・。
母が立っていた土手で、父が薪を割っていた川の脇で、ひっそり咲いていたどくだみ。
押さえつけられるようにして飲んだどくだみ茶。
薬だと信じていた母親。
金剛山の汗を癒してくれたせせらぎのどくだみ。
もう咲き始めました。
私のどくだみ・・・。
根ごと抜いてきて部屋のあちこちにさしました。
それが十字の白い花をつけて咲いています。
なんと清楚な・・・。
大きい声でいえないけれどどくだみが好き。