うなずいたハタチの春を褒めてやる/うなずく

今日は、所属している句会の勉強会。
互選されて8点をいただいたこの句に対して、どういう状態か、が話に出て
「きっと娘さんの事だろう」、「いやいやわけがわからない、なんでここでうなずいたか」「漠然とし過ぎ」、「何が二十歳の春か」「…」「…」などなどいっぱい出ていました。
仕方がない名乗り出ました。
「私です、私が二十歳のころのプロポーズに頷いて、二十歳に結婚して、どうにか安泰…その事を自分にほめてやる…そんなところです」
それにしても、句を作るのは難しいものです。
このうなずくの得点最高句は
「うなずいて聞き流してる妻の愚痴」
だったかな、似たような句が出ていてその組み立て方の違いで変わるのだと言う事もいつもながら勉強しました。