散歩道ささゆり語りかけてくる

家からそんなに離れてもいない散歩道を展望台に登れば、そこはこどもの国、日曜日ともなれば多くの親子連れがにぎわいます。
その一角にある遊歩道に「自然の楽園」が作られています。
この自然の楽園の歩道に立ち寄る人はまれなように思います。
今日も今日とてラララララ…ト音記号が踊ります。
平たく言えばカラオケの声出しに、人の通らない歩道を歩きます。
…するとなんと、この笹の生えた一角にササユリの白さがひときわ目立ちました。
…近寄るとやっぱりササユリ、この歩道がいかに利用されていないかがわかります。
…感激で胸が締め付けられそう「ササユリ…」と思わず一人語り。

何万人何十万と人が出入りする駅界隈には、この賑やかな駅周辺の店舗やデパートを求めてきている方たちのようで、日曜日でさえこの遊歩道にはだれ一人見えません。折角の子供の広場の近くに歩こうとも思えないのでしょうか…それとも宣伝が足りないのかな…残念です。