川柳句会のもうひとつの楽しみ

「身勝手な心の鬼が踊り出る」
「鬼退治誰と分けようきび団子」
「半分はテレビのネタを喋ってる」
「満足度半分で持つにせバッグ」
これぐらいしか、まともに句になったものはなかったが、それはそれ、みんなと句会で会って喋ることができるのが、何より楽しみな月2度の川柳句会。
午後1時から始まって4時に終わった句会。「飲みにいこか」と近くの居酒屋へいつも行く常連から誘われる。オットセイには、夕方5時に終わるから、5時半になるかな、それまで待っていてねと、いつも夕食を5時半には飲み始める夫だから釘をさして出かけてきた。これはしめた、賛成!とこの指とまれに飛びついた。女5人、男2人の飲み仲間が揃って止まり木だけの居酒屋へ腰を落ち着ける。生ビール2杯と、家でいつも作っているいかの塩焼き、ごぼうの味付け揚げ、ホウレンソウともやしの胡麻和え、を喋りながら、平らげる。もう何も食べることが出来ない飲むことも出来ない。ふと見るともう5時すぎ、早く帰らないと・・・。夫が待っているからと、早々に引き上げる。
電車一駅乗り、帰り着くと5時半、た・だ・い・ま・と様子をみつつ入ると、どうも、静かだ。お帰り、かきのフライを作っておいたからさあいっぱいやるか!とおやさしい言葉。かきがあんまり食べられないのを理由に一つ二つにしてもらって、私、焼酎がいいと、お湯いっぱいのお湯割焼酎を飲む。遅くなっても困らないように作っておいたカレーもサラダも食べられず。あんまりのサービスに、飲んできたともいえなかった私。
ごめんなさい。あなたもサラリーマンの頃、ミュンヘンや飲み屋で生ビールを飲んできたこともあったでんしょうね。