黒ビール飲んで待ってるドライバー

今日は、料理がないから家にいてくれていいのよと言ったのに、老大のドライブ好きと一緒にどこかへ行く約束があるからとどことも言わず出かけていったオットセイ。
一人になったのをいいことに、朝から何もせず日頃たまっていた読書三昧、今は《幸福の選択 佐江衆一》の何気ない書き方で、まるでオットセイから聞いた戦争体験後のコピーライターの生活をいとも調子よく書き進められていて、グイグイと読まされる。午前10時半頃、ピンポンとひつこくインターホーンがなるので出てみると「今日は料理と違いましたか」と来週の人が見え、帰っていただいた他は来客もなくのんびりと静養を兼ねた読書が出来た。頭を左に向ければめまいがかすかにするだけで気分もよく一日があっという間に過ぎた。
夕方、7時半になっても帰らないので、鮭の香草焼き・サラダ・鶏と里芋の煮物・なますなどで一人黒ビールで乾杯をした。