土に触れ草にまみれてまんじゅしゃげ

朝はいつものように早く目覚めたので、スコップを持って山荒らしに出て、紫陽花を植える穴を掘る。まだみんなが寝ているような朝のしじまに穴を掘りながら二人の友と交友を深め、そこらを歩く人々に「はやいですなあ」と声をかけられご挨拶。ウオーキングのオットセイはもう出かけたろう、追いかけたら一緒に行けるぞと迷ったが、友の手前「はいご免」は出来ず頑張りとおす。
朝食後、草取りと収穫に今度こそオットセイの後をついて出かけ、思いっきりの汗に酔った。市民菜園なのですぐとなりとは杭1本、耕している男性に声をかけたら食べる話で盛り上がった。「唐がらしの葉はおいしいですねえ、この紫蘇の実を入れたやたら漬けが美味しいんですわ、10月には故郷に黒豆の枝豆や栗や山芋を買いに走るんですわ」など。よく聞いて見たら私と同じ丹波が里らしい。その昔家が建っていたあの土地は栗林となった。いが栗たちが色付き始めているだろうなあ。
夕方、今度は小学校の近くの菜園の草取りの手伝い。芽の出方が悪い悪いと言っていた人参も間引くと人参の形にまで成長して可愛い。これはかき揚げにしょうかな。
畑の脇に作った私だけの花畑のそのきわにまんじゅしゃげが赤いつぼみをつけました。