出ておいで野菜保存庫から大根

命名はオットセイいわく「竪穴やさい保存庫」。
厳寒に収穫した余った大根をお配りしても、大根が安くてもらい手も気を使われるばかりだったので、土の中に埋めておいたのです。
何処の地方でも寒い雪の中に埋め込む様はテレビなどでは見たことがありますが、今日は菜園の草取りを頼まれたので出かけてその様子をみました。その1本をふろふき大根にして食べる事になり、ここ掘れワンワンとばかりに出してきました。
大きな穴を掘り、底にわらを敷き穴の周囲にもわらをいっぱい立てて置きその中へ葉先を切った大根を土つきのままなるべく詰めて入れます。上にもわらをのせて、角棒を土中深く差し込んで支えにして又この写真のようにわらで覆うのです。
少し、しんなりはしているようには見えますが、味など全く変らずこれはいい事だと感心することしきりでした。
ジャガイモのマルチをした畝の横に遠慮がちに立っています。
隣には寒さよけの下でほうれん草や小かぶ、二十日大根が元気に芽を出しています。
爽やかな冷たい春の風が通り過ぎていきました。