早春の山の辺の道のんびりと

新年会のつもりでどこかへ出かけようと句会の山の会のメンバー5人で、山の辺の道へ。
近鉄電車「桜井」駅下車、石仏などが何気なくたたずむ金谷の地区を経て三輪山大神神社へ。
大神神社のご神体である三輪山の頂上へオットセイと登った事があるのを思い出して、言ってみたら「行こう、登ろうよ」と即決定。11時半から狭井神社の横の受付で首に鈴のついたたすきをかけられてお払いをしてもらってから、汗をかきながら人の手の入らないような山の斜面を見ながら頂上へ。皆初めての経験で興奮していた。
桧原神社、長岳寺を経て天理へ。もう日暮れて気温も下がり古代を写すため池には薄氷でも張りそうに冷ややかになって来た。途中農作物の無人販売所でつるし柿や柚子、黒豆、大豆、菜花、みかんにお花まで買い求め、賑やかな歓声を上げながら夕暮れの道を急いだ。
家に帰り着いたら今日もオットセイが一人で食事も済ませ、「オー帰ったか、どのコースをあるいたんや」と地図を片手に待っていた。春夏秋冬夫婦でよく歩いた道だった。