呼ばれてもいない京都へ孫の顔

何となく何処かへ行きたい気分、思いついたが孫の顔。
そんなわけでやって参りました。
9時6分の女。
先ずは玄関におおーっしなもん
そしてやっと眠ったところの孫の顔。
ふーうっと気が抜けたようなホッとしたような。
・・・
小さな事ながら、オットット・・・オットセイと大きな声で少しのいさかい。
「作業所用のアルミ缶をコンテナの中に集めて置いていたら、それを糧にしている人に全部盗られてしまったんよ、皆さんの協力のたまものを、それも今日取りに来られる事になってタンよ」
「それを持って行った人が助かるなら、それこそボランティア」
友達の頼まれたものを優先すると妬いて怒鳴るし。
全てをあげればきりがない、全てがこんな感じ、でもくしゃくしゃした気持ちに私のことをわかってくれない・・・なんて、それからがなんでもかんでも食い違い・・・。
頭を冷やすつもりで
茄子を炊いて、豚しゃぶを作って冷してサラダを作って、「・・・・・・・・」とメールを打って。
・・・
ああ、天使の孫に救われた。娘が黙って聞いてくれたのが嬉しかった。
自分のことに賛成ばかりするとは限らないオットセイとは日頃からわかっているはず、それを大人気なかった。
夕方帰ったらケロッとして、
「どこ行ってたんヤ、一緒に飲もヤ」。