おせち初日グレの巻物キュウリもみ

グレをいただいて昆布〆にしていたのを晦日の夜、薄焼き卵を焼いてキュウリもみして甘酢に漬けたものの上に薄切りにしたグレを広げ、その上にオットセイの菜園の菊花を茹でて冷凍しておいたものを甘酢につけ、芯にして巻いてみました。
大の酢の物好きの彼のお気に入り、ほとんど一人でいただいてしまいました。
朝からはおとそ変わりの白酒を二人で酌み交わし、お節料理を並べて乾杯しました。

「マ、仲良くやろうや、ケンカしたら老後を見て貰えん様になったら事やしナ」
冗談半分に言う彼の話を聞くにつけ、私たちの老後は手の届く所にきているんだという現実を感じます。
「私が先にくたばるかも知れんしね、その時はよろしゅうに」
寒い寒い空っ風があさから11Fの窓をたたいている朝のひとときです。

 国宝のある桜○神社に参拝して菜園へ挨拶に。歩いて歩いて1万歩を歩きました。小雪が舞い散る人通りもない田圃道、車がしきりに通り過ぎていきます。

 今年もよい年でありますように。