食卓に秋の気配を野菜たち

 収穫が何もないないと言って水やり一辺倒だった彼の顔が最近輝いています。
かぶらや大根、人参の間引き菜、サツマイモの細いもの、又、なり始めた秋茄子や万願寺唐辛子が少しずつお土産となって、自分の大好物が口に入るからなのです。
蕪は千枚漬けに、葉は塩漬けに。
人参の葉は茹でて細かく切って胡麻和えに。
茄子は人参とオクラと煮込み、しょうがをおろして添えていただきます。
唐辛子は茄子の小さなものと佃煮風にじゃこと煮込みました。
さつま芋は先日炊いたママレード煮に。
昼過ぎから手品と玉すだれの教室があるので、秋鮭を焼いて早々に出かけました。きっと昼からゆっくり一杯飲んでお昼寝をすることでしょう。

 難波の教室に行ってびっくり、90歳の先生が腰の骨にひびが入って急きょ入院されたらしく、手品はお休みとのこと。3時からの玉すだれの集いに2時間はある、どうしょう、さてさてと考えながら難波界隈をフラフラ、丁度御堂筋の祭りの一環でか人が食堂街の大安売りに並んでいます。人人人の中を道具屋筋に行って、透明パック容器など必需品を買い、千成屋でチーズなどおつまみを、大寅で「鱧の皮」を。
そして玉すだれは7人だけで、お互い口上の練習をしたり、いいところ悪いところなど注意仕合って先生の目のない自由さの中でそれなりに頑張りました。