笹の葉が濡れ七夕の前準備

 毎年、頼まれもしないのに、オットは農園の地主さんの許しを得て、七夕の頃になると2本の笹の竹を集会所前に、括り付け、子供会の役員の方に
「七夕飾りに使って下さい」
と声をかけてきました。
待ってましたとばかりに、毎年子供たちとお母様方ととりどりの飾り付けがなされて来ていました。
   
 今年は違いました。
シルバー会の方と子供会の合同で七夕祭りをしたいから、いつも提供して下さる花クラブのokakiさんの旦那様に、
「特にお願い」の依頼があったのでした。
 先日、菜園の近くから切り込んだ大きな笹を、自動車のトランクに詰め込んで運ぼうとしました。
枝が邪魔する・・・、紐が足りない・・・何の手助けも出来ず、ワイワイといいあって準備していましたら、
なんと、そこへ、「救世主現る!」。
いつもおいしい粕漬けをいただく菜園仲間のOさんが、自分のは大きな車だからとヒョイとのせて下さり、我がマンションまで、配達して下さったのです。
 今日10時からの七夕祭りがあったと聞いていましたので、雨の中見て来ましたら、きれいに短冊がさげられて2本並んでいました。
つい嬉しくなって、傘を放り投げて唄いたくなりました。
織姫様と彦星君のデートの7日はきっと晴れる事でしょう。