雨の日は時持て余しそばを打つ

朝から、しばらく農園に行っていたオットセイが雨に打たれて帰ってきた。じっとしてるのがきらいなもので、「何もする事がないからそばを打つ、台所を明渡してくれるか」という。何も出ていないように全てを片付けて私は買い物に。練習の為にも真剣に時間を計って気持ちを集中するので、雑音にしか感じられないだろう私はいない方がよい。
買い物から帰ると、もう出来上がっていたそば。昼はテーブルに残り物を並べたら、座ってひたすらオットセイが茹でてくれるこだわりのそばを待つ。少しばかり講釈を聞きながら・・・丹波の山芋と朝取り立ての葱とからみ大根をかけたとろろそばを食べさせてもらう。これはお世辞抜きで絶品。
夜は、そば寿司を作る。巻き寿司を食べたいと言っていたオットセイのリクエストで炊いていたかんぴょうや椎茸、厚焼きの卵を入れ、照り焼きにしていたはもと香り付けに三つ葉を入れて。ただそばを巻き寿司のように巻くだけ。一人暮らしのご近所にも持参する。