柚子味噌練ってふろふきのかぶらがとろり

微熱ながら止まらない風邪熱に、昼は湯豆腐と・・・夜はふろふき大根と・・・とか食べることだけは色々希望が出る。練り味噌をきらしたので、正月用にいただいた残りの柚子を使って柚子味噌煮。かぶらの買い置きがあったので、裏から切込みを入れ昆布を敷いて薄口醤油を少し入れてことことと煮たら、箸を入れたらとろけそうになり、そこへかけた柚子味噌と切り柚子の風味が病人ならずとも美味しくてたまらない。
柚子味噌
柚子の皮を小さく刻んで、1時間ほどさらし、その皮と水を鍋に入れやわらかくなるまで、まるで柚子ジャムのように、ユックリ煮込んで、そのなかに皮の半分くらいの砂糖を入れ、又コトコトと煮る。とろけるようになってきたら、味噌を皮の10倍量入れて、砂糖を味噌の半分足して、木杓子で練り上げる。柔らかめで火を止めると、冷めた時にはトローリとして始末がよいように思います。取り出した果肉からほんの少し果汁が取れますので、絞り入れて仕上がりです。