間引き菜がみやげ季節が移ります

「たんと持って帰ったよ。これを浅漬にしてほしい・・・」
双葉が出たばかりの間引き菜(なばな、野沢菜、二十日大根)などあって、土を落とすべく水につけながら、土のついた根を間引いてくれた分だけ根を切るという手がかかり、気が遠くなりそうな時間を過ごす。
「間引いたのを持って帰るのは、自分だけなんだよ、みんな、ポイッと捨てて帰ってるわ」
美味しい事は分かっていても、この手間何とかなりませんか。せめて双葉よりは大きくなってから間引いたらどうなんです。
「間引きというもんは、間引いた途端に、邪魔になるものがいないのでスックと苗が大きく育つんだ」そうで。
美味しいお漬物ができました。手の平にのるかのらないかの量になってしまいました。